『iPhone 8』ユーザーからみた新型『iPhone SE2』

2020年5月28日2021年12月30日

2020年4月24日に発売された待望の『iPhone SE2』。廉価版でありながら性能が高いため、非常にコスパの高い製品であることは間違いありません。しかし、『iPhone 8』のユーザーから見ると、今ひとつ魅力の欠ける製品でもあります。

ここでは『iPhone 8』を使っている私の目線から『iPhone SE2』の印象をご紹介します。

結論：私は買い換えない

結論から言うと、私は『iPhone 8』から『iPhone SE2』に買い換えません。理由は単純で『iPhone 8』に満足しているからです。

もちろん『iPhone SE2』の方が優れているのは疑いようもありません。しかし、その優れている点が私にとっては不要だったわけです。では『iPhone SE2』はどこが優れているのでしょうか。

『iPhone SE2』に搭載されているSoCは、現フラッグシップモデル『iPhone 11』シリーズに搭載されている「A13 Bionic」と同じです。そのため、処理速度は『iPhone 8』とは比べものになりません。

でも、実際のところ、その処理速度の差を体感する場面ってほとんどないと思うんですよね。『iPhone 8』を使っていて、「動き遅いなー…」なんて感じたことないですから。

よほど重い処理が必要なアプリ（ゲームなど）で酷使しない限り、『iPhone 8』の処理能力で不満を感じることは無いでしょう。

これも処理性能向上によって受ける恩恵でカメラの性能も向上しています。被写体を際立たせる「ポートレートモード」に対応したり、ポートレートの撮影に適した照明の工夫が行われる「ポートレートライティング」に対応したり。

写真をよく撮るひとで、これらの機能が欲しい方にとっては、『iPhone SE2』は魅力に感じるかもしれません。でも、私はそこまで写真に拘りがないので、この進化にも惹かれないんですよね…

【2021/8/28 追記】

ブログを始めた結果、徐々に写真にこだわりを感じはじめた今日この頃。でも、買うとしたら『iPhone 13』シリーズかなと思います。『iPhone SE2』のカメラ性能は中途半端かも。

上で紹介した2つが『iPhone 8』と比較した場合の大きな進化ですが、他にもWi-Fi 6への対応や、eSIMへの対応など、通信機能が強化されています。

Wi-Fi6に対応した環境があったり、eSIMとnanoSIMの2つのSIMを使う人にとっては『iPhone SE2』の購入を検討してみる価値はあると思います。

『iPhone SE2』がすばらしい製品なのは間違いありません。旧『iPhone SE』ユーザーや、かなり古い機種で処理性能に不満を持っている人にとっては、リーズナブルで購入しやすい『iPhone SE2』は魅力的な製品です。

しかし、『iPhone 8』ユーザーにとっては、少し物足りない製品だと感じました。

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