一家に一台あると便利なものの1つにプリンターが挙げられます。
身分証のコピーが必要だったり、市役所などの申込書を印刷したりと、何かと印刷したい機会があります。しかし、プリンターにはたくさんの種類があるので、どのプリンターを選んだらよいか悩ましいものです。
そんな中、ついに私の中で理想的なプリンターに辿り着きました。それが『MF262dw』です。「モノクロ印刷だけで良いんだ!」という方には、こいつはマジでオススメのプリンターなのですが、もちろん注意すべき部分もあります。
『MF262dw』に関して下記の項目でまとめたので、プリンター選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
- 『MF262dw』が合う人・合わない人
- レーザープリンターのメリット・デメリット
- 『MF262dw』のメリット・デメリット(競合製品との比較)
『MF262dw』の概要
『MF262dw』はCanonが製造販売しているSateraシリーズのモノクロレーザー複合機です。
主な仕様は下記通りです。赤文字はこの製品を選ぶ上で重要な部分です。
印刷方式 | レーザータイプ |
色 | 白黒のみ |
連続複写速度(A4片面) | 28枚/分 |
解像度 | 2400 dpi |
スキャナ・コピー機能 | 有 |
ADF(自動原稿送り機能) | 無 |
接続方式 | USB2.0 有線LAN 無線LAN |
価格 | 20,000円前後 |
『MF262dw』が合う人・合わない人
まず最初に『MF262dw』が合う人と合わない人をまとめました。自身の用途と合わせてチェックしてみてください。
『MF262dw』が合う人
『MF262dw』が合う人は下記の条件を満たす人になります。以下の中で2つ当てはまるなら、『MF262dw』の購入を検討してみる価値があるでしょう。
- 資料・文章の印刷が主であり、写真はほとんど印刷しない
- 大量の資料・文書を印刷する
- インクジェットのインク詰まりに悩んでいる
- スタイリッシュな機器が好み
- せっかちな人
『MF262dw』が合わない人
『MF262dw』が合わない人は下記の条件を満たす人になります。以下の中の1つでも当てはまるのであれば、『MF262dw』は候補から外した方が良いでしょう。
- 写真の印刷が主である
- 普段から消費電力を気にしており、ちょっとでも少なくしたい
- コンパクトなプリンターが良い
- ADF(自動原稿送り機能)が必須
レーザープリンターのメリット・デメリット
『MF262dw』は印刷方式がレーザータイプになります。
プリンターは大きく2つのタイプに分かれます。インクジェットタイプとレーザータイプです。それぞれ良いところ悪いところがあるのですが、私の環境ではレーザータイプのメリットがバッチリフィットしました。
ここではレーザープリンターのメリット・デメリットについて解説するので、自身の用途にフィットするか確認してみてください。
レーザープリンターのメリット
インク詰まりの心配がない
私はインクジェットプリンターを何台か使ってきて、ずっとあることに悩まされていました。
それは「インク詰まり」です。インクジェットプリンターはその性質上、印刷しない期間が長かったりするとノズルのインクが乾いてしまい、「インク詰まり」を引き起こします。
そのため、固まったインクを溶かす「クリーナー運転」などもあるわけですが、なかなか手間が掛かりますし、すぐに印刷できなかったりとストレスが溜まります。最悪、どんだけ頑張っても印刷できない…なんてこともありましたね。
また、「クリーナー運転」を行うとインクも大量に消費するため、すぐにインク切れになってしまうなど、「インク詰まり」はインクジェットプリンターにおける最悪な状態と言えます。
一方、レーザープリンターは「インク詰まり」が発生しません。粉状の「トナー」という塗料を熱で溶かして紙に焼き付けるため、原理的に発生しないわけです。
引用元:https://shop.akebono-sv.co.jp/html/page62.html
したがって、長期間印刷しない時期があっても、何の問題もなくすぐに印刷できます。ストレスフリーで感激しました。「なんでもっと早くレーザーにしなかったのか!」と思いましたね。
印刷スピードが爆速
今までインクジェットプリンターしか使ったことなかったのですが、インクジェットプリンターって「印刷したい!」と思って印刷に取りかかっても、すぐには印刷できないですよね。
スタンバイから印刷を開始するまで時間が掛かりますし(おそらくインクの準備をしている)、印刷を始めても「ガッガッガッガッ」といった感じで、印刷が完了するまでかなり時間が掛かります。また、連続印刷速度も「15枚/分」が平均的な速度です。
しかし、『MF262dw』を導入して驚きました。スマホから印刷を開始すると、「プーン、ザザザ」という感じで10秒も掛からずに印刷が終わるじゃないですか!はじめて印刷したとき、「えっ!もう終わったの!?」と感激しました。
しかも、連続印刷速度は「28枚/分」と爆速!ページ数の多い資料を印刷する場合は、この速度が効いてきます。速いは正義ですね。
静音性に優れる
インクジェットプリンターを使うと音が結構響きますよね。インクヘッドを動かすモーター音、印刷用紙を進める時の音など、意外と音が響いています。大量に連続印刷しようものなら、結構うるさく感じてしまいます。
一方、レーザープリンターはインクジェットプリンターと比較すると静音性が高いです。気になる音といえば用紙を巻き上げるモーター音だけであり、インクジェットプリンターのようにヘッドを移動させる音がないため比較的静かです。
文字が読みやすい
引用元:https://cweb.canon.jp/satera/mfp/lineup/mono-model/mf262dw/features.html
インクジェットプリンターを使っていた時はそこまで気にならなかったのですが、いざ比較してみると文字の読みやすさがかなり違います。
インクジェットプリンターはその性質上、やはり少し滲んでしまうのか、文字がぼやけているように見えます。高級なインクジェットプリンターやインクであれば滲みを抑えられるようですが、その分費用はかさみます。
一方、レーザープリンターは「トナー」を焼き付けるため、滲むことなく、文字をクッキリと印刷できます。比較するまでまったくわかりませんでしたが、文書や資料を印刷するならレーザープリンターは非常に優秀です。
レーザープリンターのデメリット
筐体が大きい
インクジェットプリンターだけ使ってきた人にとって、『MF262dw』の大きさに少し驚くかもしれません。参考に私が今まで使ってきたインクジェットプリンター『PIXUS MG6930』との比較写真を載せておきます。
横幅や奥行きに大きな差はありませんが、高さは2倍はあります。設置場所によってはこの大きさは問題になる可能性があるので、購入する場合は注意した方が良いでしょう。
消費電力が高い
レーザープリンターは消費電力が高い点も注意すべきです。とくに『MF262dw』の最大消費電力は1000Wとなっており、印刷時にかなりの電力を使います。一方、インクジェトプリンターの平均的な消費電力は20Wであり、桁違いな消費電力です。
もちろん印刷時の消費電力なので瞬間的な消費電力ではありますが、「塵も積もれば山となる」という言葉もある通り、トータルで見ると電気代はインクジェットプリンターの方が高くなります。数字だけみてもその消費電力の高さは目立ちます。
また、1000Wともなると、消費電力が高い物の稼働が重なった場合、環境によってはブレーカーが落ちてしまう可能性もあります。ピーク電力に余裕があるかも確認しておきましょう。
色の表現力が劣る
『MF262dw』はモノクロなので関係ありませんが、カラーレーザープリンターはインクジェットプリンターと比べて、色の表現力に劣ります。
インクジェットプリンターは「インク」の特性を活かして、微妙な色味の違いを表現できるため、風景や人物の写真印刷などを行っても、非常に美しく印刷できます。
一方、レーザープリンターは「トナー」の特性上、微妙な色味の調整を行うことが難しく、写真の色を忠実に再現することができません。
したがって、写真を印刷することが多い場合、レーザープリンターは避けた方が良いでしょう。
『MF262dw』のメリット・デメリット
ここからは、競合のレーザープリンターと比較した時の『MF262dw』のメリット・デメリットについて解説します。レーザープリンターを導入することを決めた方は、参考にしてみてください。
『MF262dw』のメリット
ファーストプリントが速い!
レーザープリンターはどれもファーストプリントが速いのですが、『MF262dw』はその中でも速い部類に入ります。
その速さはなんと8.2秒!競合製品だと10秒前後なので、2秒近く速いわけです。たかが2秒、されど2秒という感じで、「印刷したいと思ったらすぐ印刷して欲しい!」という私のようなせっかちな方には、非常に有り難い性能となります。
プリンターに印刷指示を出して、1枚目の用紙がトレイに排出されるまでの時間になります。この時間が速いほど、印刷したいと思ったタイミングで印刷できます。
筐体がスタイリッシュ
『MF262dw』のカラーはマットブラックで、とても落ち着いた色味です。また、形状は立方体に近く、スタイリッシュな形状になっています。
筐体は大きいですが、カラーと形のおかげでそこまで存在感は強くないので、部屋にポンと置いてあっても景観を損ねることはないでしょう。
『MF262dw』のデメリット
印刷速度が少し遅い
ファーストプリントが速い『MF262dw』ですが、連続印刷速度の「28枚/分」は同価格帯のレーザープリンターと比較すると少し遅いです。競合製品の『DCP-L2550DW』(ブラザー)は「34枚/分」、『LP-S180NR2』(EPSON)は「30枚/分」といった速度性能となっています。
もちろん、「28枚/分」という速度はインクジェットプリンターと比較すると爆速であることは間違いありませんが、レーザープリンター内ではそこまで速くはないということになります。
機能性の割に少し高い
『MF262dw』はほとんど同じ性能・価格帯である『DCP-L2550DW』(ブラザー)と比較されますが、機能性を比較して見ると、若干『DCP-L2550DW』に軍配が上がります。
というのも複合機の機能としてADF(自動原稿送り装置)というものがありますが、『MF262dw』は非対応、『DCP-L2550DW』は対応という機能差があります。
このように競合製品と機能面で比較すると、若干割高に感じてしまうかもしれません。
ADFは原稿をセットした状態で起動すると、自動で原稿を読み取ってスキャンまたはコピーをしてくれる機能です。大量の資料などを読み取りたい場合などに重宝する機能であり、会社などでよく使われる機能になります。
まとめ
『MF262dw』はモノクロ印刷しか使わないという人には、ぜひ購入の候補に入れて欲しい製品です。とくにレーザープリンターを使ったことがない方は、一度検討してみることをオススメします。
快適なプリンター環境が整うかもしれませんよ。
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