【本記事は「SOUNDPEATS」様からの提供によるプロモーション記事となります。】
本ブログの問い合わせフォームより、SOUNDPEATSの方からワイヤレスのインナーイヤー型イヤホン『Air3 Deluxe』を提供して頂けることになりました。
『Air3 Deluxe』は「VGP 2022 SUMMER」において部門金賞を受賞しており、プロの視点から見て認められた製品と言えます。
そんな『Air3 Deluxe』実際に使ってみた感想をまとめてみたので、
- カナル型の圧迫感が苦手
- ワイヤレスのインナーイヤー型イヤホンの購入検討中
- 5000円付近のコスパが良いイヤホンが欲しい
といった方は、購入時の参考にして頂ければと思います。
『Air3 Deluxe』を使ったレビュー・感想
最初に『Air3 Deluxe』を使ってみた感想を紹介しますが、その前に注意点。
『Air3 Deluxe』はコスパを重視したインナーイヤー型イヤホンであり、その特性上以下のような機能・効果はありません。
- ノイズキャンセリング機能
- 外音取り込み機能
- ワイヤレス充電機能
- 高い遮音性
上記機能・効果を有したイヤホンが欲しいのであれば、『Air3 Deluxe』の購入は検討しない方がよいでしょう。後悔すること必至です。
以上を踏まえたうえで、以下の感想を参考にして頂ければと思います。
『Air3 Deluxe』の良かったところ
軽量コンパクトで携帯性に優れる
『Air3 Deluxe』の重量は充電ケースとイヤホンを合計しても、たったの37gしかありません!普段使っている『AirPods Pro』が約57gなので、半分くらいの重量しかありません。
当然サイズもコンパクトなので、ポケットやカバンに入れても邪魔になりません。
やはり、ワイヤレスイヤホンはケースも含めて軽くて小さいに限りますね。
比較的安価
『Air3 Deluxe』の相場価格は5,000円前後です。
安さに特化したワイヤレスイヤホンだと2,000円程のものもありますが、それらとは比較にならないくらい音質は良く、機能性も高いです。
また、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比較しても、aptX Adaptive対応やイコライザ設定ができるイヤホンはほとんどないため、『Air3 Deluxe』の価格に対する機能性の高さがうかがえます。
『Air3 Deluxe』の普通なところ
音質はまあまあ
音質については、インナーイヤー型の代表格である『EarPods』(有線)と比較しました。無線タイプのインナーイヤー型イヤホンは手持ちにないので…
で、『EarPods』と比較した感想ですが、ちょっと『EarPods』にも劣るかなと感じました。全体的に音の解像度が少し劣るのですが、中でも低音に差があるように感じます。
『Air3 Pods』の低音は少しぼやけてボワボワした感じに聞こえました。イコライザなどで調整するともっと良くなるかもしれませんが、素のままだとちょっとイマイチかも。
ただ、普段聞く分には全く問題ない音質で、音楽を楽しむという観点で言えば十分な音質と言えるので普通としました。
接続切れ・音切れとかは無い(非ゲームモード)
『Air3 Deluxe』を2週間ほど使ってみましたが、ゲームモードオフ状態であれば一度も接続切れ・音切れは発生しませんでした。(後述するがゲームモードオンだと音切れ発生)
まあ、製品として続切れ・音切れがあっては話にならないのですが、粗悪なものだとやはり発生したりする物もありますからね。
バッテリー持ち
『Air3 Deluxe』はイヤホン単体の連続再生時間が約5時間、充電ケースと併用すると約21時間再生することが可能です。
同価格帯のワイヤレスイヤホンと同等か少し持ちが良い方かもしれません。ただ、特筆するほどのバッテリー持ちではないので、普通という評価にしました。
『Air3 Deluxe』の不満なところ
材質が安っぽい
まずはイヤホン本体についてですが、見た目と持った感じ材質が安っぽく感じます。
樹脂製の感じそのままといった感じで、この辺りでコストを抑えているのかなと感じてしまいます。
また、ケースについてですが、ぱっと見は『AirPods Pro』と似たように感じるのですが、よくよく見比べてみると安っぽさが見えてきます。
塗装や充電ポートの加工など、細部まで見ていくとコストを抑えているなと感じます。
見た目的な部分のコストを抑えて、機能や音といったイヤホンの本質的な部分にコストを掛けていると言えますが、見た目が気になる方は『Air3 Deluxe』に不満を感じるかもしれません。
装着感がイマイチ
こちらも『EarPods』と比較して感じたことなのですが、少し装着感というかフィット感がありません。そのため、すぐに外れてしまいそうな不安を感じます。
実際使っている中で落としてしまったことはありませんでしたが、安心感がないというのはマイナス要素かなと思います。
慣れてしまえばこの不安も消えるかもしれませんし、耳の形状にもよると思うので、すべての人に合わないというわけではないと思いますが、注意した方が良いでしょう。
アプリが微妙
まずアプリを使う上で面倒なのがアカウント登録が必要ということ。最近のアプリに多いですが、アカウント作らないと使えないという…アカウント要ります?
とりあえず、アカウントを作ってアプリを使ってみましたが、できることはイコライザとモードの切り替え、音量調整といった程度で、それほど目立った機能はありません。
「アダプティブEQ」という自動で最適なEQを設定してくれる機能もありますが、こちらでイコライザ設定してみたところ、なんか音が変な感じになったので、これもイマイチかと。
ゲームモードでプツプツ音(音切れ・ノイズ)
試しにゲームモードをオンにして音楽を聴いてみましたが、頻度は少ないですが音がプツプツと途切れたりノイズが載ったりします。
いくら低遅延だとしてもノイズが載ったりすると使い物にならないので不満を感じました。
『Air3 Deluxe』の仕様及び特長
ここからは『Air3 Deluxe』の主な仕様と特長について紹介します。
主な仕様
製品名 | SOUNDPEATS Air3 Deluxe |
カラー | ブラック/ホワイト |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
最大再生時間 | 約5時間 約21時間 (充電ケース併用) |
イヤホン本体の充電時間 | 1~2時間 |
防水規格 | IPX4 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
対応コーデック | aptX-Adaptive,aptX,AAC,SBC |
対応プロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
サイズ(縦x横x奥行) | 17.3 x 17.7 x 33.9 mm(ケース込み) |
重さ | 約4g(イヤホン/片側) 約36g(充電ケース+イヤホン両側) |
付属品 | イヤーチップ(S/M/L) USB-C充電ケーブル |
特長
aptX Adaptive対応
次世代の主流オーディオコーデックであるaptX Adaptiveに対応しています。
aptX Adaptiveは使用環境に応じて音声データの転送ビットレートをリアルタイムで変化させることで、より安定して遅延の少ないオーディオリスニング環境が実現できます。
14.2mmダイナミックドライバによる響き
大口径14.2mmダイナミックドライバを搭載しているので、音の細部まで忠実に表現し、量感多めで迫力ある低域、やや強めの綺麗な高域と、絶妙なバランスに整えられたサウンドをしっかり再現してくれます。
また、専用アプリのイコライザ設定を行うことにより、このドライバの良さをさらに引き出すことができます。
着脱検出機能を装備、片耳モードも対応
着脱検出機能によりイヤホンが耳に装着されているか判別できるため、耳への着け外しと連動して自動的に音楽を再生/停止できます。
また、Qualcomm TrueWireless Mirroringに対応しているため、片方のイヤホンを外して片方だけを装着した状態(片耳モード)でも使うことができます。周りの音を聞きながら使いたいときに便利な機能ですね。
充電ケース併用で21時間使用可能
イヤホン単体の連続再生時間が5時間、ケースを併用すると21時間使用可能なので、通勤や旅行時にもバッテリーの心配をせずに使うことができます。
低遅延ゲームモード
設定に「ゲームモード」が用意されており、こちらを有効にすることで遅延時間を60msに抑えることができます。
これにより、ワイヤレスながら画面と音のズレを感じないほどに抑えることができ、タイミングが重要となるリズムゲームなどでも快適にプレイできます。
同価格帯と比較して優れた機能および音質(コスパの良さ)
大口径ダイナミックドライバによる音の良さ、aptX Adaptiveへの対応、着脱検出やバッテリー持続性など、全体的にパフォーマンスに優れた製品ですが、価格は5,000円前後に抑えられており、非常にコストパフォーマンスに優れた製品です。
「いきなり1万円を超えるようなイヤホンはちょっと…」と考えている方にとって、非常に魅力的な製品と言えるでしょう。
まとめ
色々と『Air3 Deluxe』の紹介をしてきましたが参考になったでしょうか。
全体的な満足度としては「価格の割には音質・機能は十分かな」といった印象です。ただ、強くオススメできる程のポテンシャルは無いように感じました。
不満として挙げた部分が気にならない方であれば、『Air3 Deluxe』を選択肢の1つに入れると良いと思います。
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