【レビュー】『Coffee Talk』の魅力をあなたに伝えたい

『Coffee Talk(コーヒートーク)』というゲームはご存知でしょうか。タイトルからすると「一体どんなゲームなんだ?」と感じてしまいますが、実際にプレイしてみると何か心に染み渡り、気持ちを落ち着かせてくれる、そんな不思議な魅力を持ったゲームであることがわかります。

ここではそんな『Coffee Talk』の魅力について紹介します。あなたも『Coffee Talk』の世界に浸ってみませんか?

目次

『Coffee Talk』の概要

『Coffee Talk』はインドネシアのインディーゲームスタジオ「Toge Productions」が開発したゲームです。

ジャンルノベルゲーム
対応プラットフォームSteam(PC)
PlayStation4
Xbox One
Nintendo Switch
価格Steam:1,320円
コンシューマ機:1,600円

インディーゲームなので価格はお手頃で、ちょっと気になったら買ってもいいかなという値段設定です。

Steamの場合は当然パッケージ版は無くダウンロードして購入することになります。コンシューマの場合はパッケージ版も販売されていますが、今となっては元の値段より圧倒的に高くなっているので、ダウンロード版がおすすめですね。一応Switch版とPS4版の購入リンクを貼っておきます。

プラットフォーム:Nintendo Switch
プラットフォーム:PS4
プラットフォーム:Steam

ゲーム内容の概要

ゲーム内容を簡単に説明すると、主人公であるプレイヤーは、バリスタとなってお客様の気分に合ったコーヒーや飲み物を提供していく、それだけのゲームです。一見すると「そんなゲームおもしろいの?」と感じてしまうと思います。

お客の気分や状態に合わせて飲み物を提供

しかし、この『Coffee Talk』はノベルゲーム。コーヒーを作る楽しさも多少ありますが、それよりも読み物を主体としたゲームです。以降ではそんな『Coffee Talk』について解説するので、魅力が少しでも伝えられたらと思います。

なお、このゲームは『VA-11 Hall-A』に影響を受けて開発されたゲームです。そのため、『VA-11 Hall-A』をプレイしてその雰囲気が気に入った方であれば、必ず『Coffee Talk』も気に入ることでしょう。

『Coffee Talk』の魅力

ここからは『Coffee Talk』の魅力について解説します。私が『Coffee Talk』をプレイして感じた魅力は以下の通りです。

以降ではそれぞれの魅力について、詳細に説明します。

会話から人の心、街の様子が垣間見えるおもしろさ

『Coffee Talk』では主人公(プレイヤー)が経営するカフェのお客とお話をしながら、物語を進行させていきます。

そのため、物語に関わる情報源はカフェに来るお客の会話だけになります。一見、自由度が無さ過ぎて、「ゲームとしておもしろいの?」感じてしまいそうですが、限られた情報だからこそ「人間の想像力」が働きます。

  • この世界はどん感じになっているのだろうか
  • 会話に出てくるあの人は何を思っているのだろうか
  • この人はどういう人なんだろうか
    etc…

このように会話から得た情報を元に、人々の関係や世界情勢などを想像し、それらの情報を元にお客は何に悩み、何を目指しているのだろうか、そして、自分には何がしてあげられるのだろうか、そういった考えを巡らせる楽しさがあるのです。

お客には様々な苦悩や想いが

多種多様な種族が織りなすカオスな世界

カフェにやってくるお客は実に多種多様です。人間やサキュバス、人狼、吸血鬼などなど。カフェにやってくるお客が人間だけでは無いところがミソです。

人間は同じ種でありながら、それぞれに個性があり、各々悩みや葛藤を持っています。『Coffee Talk』ではそれをより際立たせるために、人間以外の種族が共存する世界を舞台としています。

たとえば、人間は同じ種族でありながら差別や迫害があります。これらの問題は異なる種族が共存する世界だと更に際立つものになり、各種族の悩みや葛藤が社会的な問題として溢れ、共存することの難しさをさらに顕在化させます。

このように、ゲームを通して現代の人間社会の問題を提起し、それらについて考えさせるという裏テーマが『Coffee Talk』には含まれています。なんか『ゴルゴ13』に通ずるところもありますね。

多様な種族が共存するが故に、問題がより明確に

ちなみに、この世界のモデルは開発元があるインドネシアをもとにしています。インドネシアは多種多様な民族が集まる国であり、『Coffee Talk』の世界ほどではありませんが、異なる民族間の問題を抱えています。それを少しでも分かってもらいたいという思いで『Coffee Talk』は制作されたのかも知れませんね。

自分とは何なのか考える楽しさ

プレイヤーはカフェのバリスタとして物語を見ていきますが、主人公もこの世界の住人です。そのため、自分もどのように生きるかと思いを馳せます。あまり多くを語るとネタバレになるため語りませんが、

  • 「自分」とは何なのか
  • 「自分」は何をしたいのか
  • 「自分」は人にどう思われたいのか
    etc…

人間はこのようなことを絶えず考えながら生きています。そんな気持ちを『Coffee Talk』の主人公に重ねてしまう、そんな魅力が『Coffee Talk』にはあります。『Coffee Talk』をプレイし終えた後、あなたはどんな自分を見つけることができるでしょうか。

カフェの雰囲気を楽しみ癒やされる

カフェってなぜか心地良い雰囲気がありますよね。ちょっとした時間潰しのつもりが、いつの間にか長い間カフェにいた…ということを経験したことがある方もいるのではないでしょうか。

『Coffee Talk』にはそれに似た雰囲気を擬似的に触れることができます。落ち着いたBGM、外の喧噪から隔離されたゆったりとした空間、そこで語られる人々の会話。そういった雰囲気が好きな人にとって、『Coffee Talk』は非常に居心地の良いゲームといえます。

また、収録されているBGMは秀逸です。「Lo-fi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)」というジャンルを主体に組まれたBGMは、聞いているだけで心に染み渡り、心を癒やしてくれます。このBGMがあるからこそ『Coffee Talk』の空間が心地良いと感じと言っても過言ではないでしょう。

BGMは選曲することもできる
Lofi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)とは

Lofi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)、またはChillhop(チルホップ)とは音楽ジャンルの1つです。

2010年代半ば頃から流行り始めたジャンルで、落ち着いたジャズやソウル系のBGMを意図的に低音質な音色に歪ませることで、味わいを持たせたBGMにしたものです。

たとえば、意図的にレコードノイズを載せたり、ラジオ的なノイズを載せることで、チルっている雰囲気を作り出します。

まとめ

『Coffee Talk』の魅力が少しは伝わったでしょうか。非常に魅力を伝えにくい作品なので、何とかしてその魅力を伝えようと努力してみました。少しでも気になったのであれば、ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。プレイし終わる頃には、あなたの心の中に何かが芽生えているかもしれません。

プラットフォーム:Nintendo Switch
プラットフォーム:PS4
プラットフォーム:Steam
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