『Magic Trackpad 2』を実際に使ってみた感想まとめ

『MacBook Pro 16インチ』を購入して気に入った点の1つとして、トラックパッドの快適さが挙げられます。そうなってくると、クラムシェルモードでもトラックパッドを使いたくなってくるのは、自然なことです。

この記事では実際にクラムシェルモードで『Magic Trackpad 2』を使ってみた感想についてまとめてみました。購入を検討している方は参考にしてみてください。

目次

『Magic Trackpad 2』の概要

『Magic Trackpad 2』はマウスの代わりに使用するポインティングデバイスです。Apple純正の製品であり、基本的な仕様は『MacBook』シリーズに搭載されているトラックパッドと同じものになります。

『Magic Trackpad 2』の特徴

高精度な感圧センサー

『Magic Trackpad 2』はタッチ式のポインティングデバイスです。そのため、内部的には感圧センサーを4つ搭載しており、非常に高精細なレスポンスをしてくれる点が特徴的です。
普通のノートパソコンに搭載されているトラックパッドとは、一味も二味も違う使い心地ですよ。

この薄い板に感圧センサーが4つ!

4本まで認識するマルチタッチ

トラックパッドを使う理由の1つとして、このマルチタッチが挙げられます。『Magic Trackpad 2』は4本の指まで認識することができます。これにより多彩なジェスチャー操作が可能になり、マウス操作にはない快適な操作を得ることができます。

4本まで認識するぞ!

『MacBook』搭載のトラックパッドより大きい

『Magic Trackpad』は『MacBook』シリーズに標準搭載されているデバイスですが、それらと比較して『Magic Trackpad 2』は操作面積が大きいです。『MacBook』の中で一番大きい『MacBook Pro 16インチ』と比較しても大きく、非常に操作範囲が広くなっています。

横幅はMacBook Pro 16インチと一緒
奥行はMacBook Pro 16インチより大きい

この大きさが絶妙で、より細やかな操作が可能になっています。

『Magic Trackpad 2』を使ってみた感想

良いところ

ジェスチャー操作が豊富で便利

特徴でも述べたとおり、『Magic Trackpad 2』を使うとジェスチャー操作を行うことができます。最大4本指まで使えるジェスチャーは実に多彩で、さまざまなアプリの操作を非常に簡単に行うことができます。

たとえばブラウザのタブを閉じるときに、タブの×ボタンを押す必要はありません。ジェスチャーを登録しておけば、複数本の指でスワイプするなり、タップするなりで閉じることができます。そのほかにもたくさんのジェスチャーを登録することができるので、極めればほとんどカーソル移動することなく操作することが可能になりますよ。

BeterTouchTool(BTT)アプリを使うことで、トラックパッドのジェスチャーの真価を発揮!

「なぞり心地」が最高

『Magic Trackpad 2』は指でなぞることによってカーソル操作するわけですが、この滑らかさと言ったら他のトラックパッドにはない気持ちよさがあります。言葉では言い表すことができないのですが、いつまでも触っていたくなるような、そんな気持ちよさがあるのです。

言葉では言い表せない気持ちよさが、ここにある!

この気持ちよさを体験するために購入してみても良いかもしれない…そんな気にさせる「なぞり心地」です。

傾斜があって操作性がアップ

手前側に若干傾斜しているのがGood!

『MacBook』やノートパソコンに搭載されているトラックパッドは「平面」に設置されていますが、『Magic Trackpad 2』は少し手前側へ「傾斜」しています。そのため、手首の角度が自然になり、手首への負担が若干軽減される設計になっています。

ちょっとした差ではありますが、長時間使い続けるデバイスですから、少しでも楽な方が有り難いですね。

背面には4隅にラバーが付いており、安定した設置が可能

バッテリー持ちは文句なし

気になるバッテリー持ちも問題なし!

『Magic Trackpad 2』は充電式のバッテリーを搭載しており、その電力を使って無線接続できます。このバッテリーの持ちについてですが、普通に使っている限りまったく問題無いといって良いでしょう。半年近く使い続けていますが、充電した回数は4回くらいで、バッテリーはとても長持ちします。

仕様上は「1か月持続」となっていますが、それ以上持っていますね。かなり酷使すると1か月くらいしか持たないのかもしれません。

デザインが良くデスクがスッキリする

マウスと違って『Magic Trackpad 2』は一見するとただの板のようなものです。そして、カーソル移動するとき、マウスのようにデバイス自体を動かす必要は無く、指でなぞるだけで操作できます。

したがって、マウスのときのように移動の幅を取る必要はなく、デスクの上にポンッと置くだけで準備万端となるわけです。また、とてもシンプルなデザインなので、デスク上をスッキリと見せる効果もあります。

「シンプルイズベスト」という考えをお持ちの方ならば、導入の検討をする価値は十分ありますよ。

場所は大きく取らず、デスク上はシンプルでスッキリ!

イマイチなところ

緻密な操作はマウスに適わない

非常に快適な操作をユーザーに与えてくれる『Magic Trackpad 2』ですが、唯一操作性で問題となるのが、「緻密な操作」です。指を使って操作するということもあり、「この1ドットを合わせたいんだ!」というような操作はなかなか難しいです。「マウスだとできるのに!」と感じることもあるでしょうから、この点は注意して置いたほうが良いでしょう。

画像編集の調整も少し苦労するぞ!

ちなみにマウスは下記の記事にまとめた『MX Master 3』がおすすめです。PC作業の強い味方になってくれますよ。

まれに異常動作する

これは私の環境だけかもしれません。現在、クラムシェルモードの『MacBook Pro 16インチ』とBluetooth接続して使っているのですが、極まれに異常な動作を引き起こします。

具体的に言うと、カーソルの移動が飛び飛びになってしまい、狙ったところにカーソルを持って行けなくなるというものです。『Magic Trackpad 2』の電源を入れ直して再接続することで解消されますが、自社製品でありながらこのような異常があるのはちょっと…と感じてしまいますね。

ただ、『iMac』や『Mac mini』での接続は試していないので、これらのマシンであれば問題無く動作するかもしれません。

接続端子がLightning

ここにも忌まわしきLightningの呪縛が…

これも何でかなーと感じてしまうポイントですよね。昨今のトレンドとしてはUSB-C端子なんですが、Appleということもあって、『Magic Trackpad 2』もLightning端子を採用しています。Macマシン側はUSB-C端子なんだから、それに合わせてくれた方が便利なんですけどね。

この辺りはお金が絡んできているので仕方が無いのでしょうかね…

まとめ

便利なツールであることは間違いありませんが、イマイチなところも結構あります。購入する際は自分の用途に合っているか、しっかり考えて購入した方が良いでしょう。

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