私はマウスをとっかえひっかえして、以前紹介した最高のマウス『MX Master 3』に辿り着いたわけですが、失敗したマウスも当然あります。
その1つが『Sculpt Ergonomic Mouse』 (スカルプト エルゴノミック マウス)です。一体このマウスの何がイマイチだったのでしょうか?
商品概要
![Sculpt Ergonomic Mouse](http://www.radical-dreamer.com/wp-content/uploads/2020/06/530B2C6E-5107-4082-9DAB-E8A7293CBE51-scaled-e1591492644489-1024x574.jpeg)
『Sculpt Ergonomic Mouse』は、パソコンOSの覇者『Windows』を開発しているMicrosoftが販売しているマウスです。人間工学的に考えてデザインされたマウスで、いわゆる「エルゴノミクスマウス」に分類されます。
長時間使用しても疲れや痛みを軽減する形になっており、デスクワーカーの心強い味方となるデバイスです。
2020年6月6日時点で価格は6,000円弱となっており、マウスとしては高価な方に分類されます。しかし、評判はかなり良く、エルゴノミクスマウスの中でも人気のある商品です。
イマイチだった部分
世間的にはかなり評判の良いマウスですが、なぜ僕はこのマウスが気に入らなかったのか。
その理由を2つご紹介します。
カーソル(ポインタ)動作の精度が悪い
これが致命的な問題でした。これさえ無ければ、おそらく使い続けていたと思います。
動画編集や写真編集をするとき、カーソルを繊細かつ正確に動かしたいですよね。
僕は変に拘るタイプなので、「この1ドットを…」と思いながら動かすことがあります。
しかし、そう思いながら動かしている時、このマウスは思った通りに動いてくれません。微妙にブレながら動いてしまい、思った場所からズレてしまうのです(泣)
マウスパッドを敷いてみたり、電池を替えてみたり、センサー部分に汚れがないかをチェックしたりと、あらゆる方法で改善できないか試してみました。しかし、いくら対策してみても、思った通りに動くことはありませんでした。
![マウスパッドを敷いてみた](http://www.radical-dreamer.com/wp-content/uploads/2020/06/3D03DE0A-AE7C-4AA2-A462-5FBFEEE3A088-scaled-e1591492971605-1024x658.jpeg)
Amazonのレビューを見ると、チラホラそういった感想を抱いている人もいるので、元々精度が悪いのかもしれません。
親指を置くゴム部分がすぐ劣化する
親指を置く部分だけゴム素材になっているのですが、この部分がすぐに劣化してしまいました。
半年ほどの使用だったのですが、ゴム素材が削れてすこしベタ付きが出てきてしまったのです。
![ゴム素材が劣化](http://www.radical-dreamer.com/wp-content/uploads/2020/06/2162694D-281A-4756-995D-809B55799035-scaled-e1591493115428-1024x695.jpeg)
使う分には問題ないのですが、それにしても劣化が早いなという印象。
めちゃくちゃ安いというものでもないので、もう少し耐久性を高くしてほしいですね。
良かった部分
さて、ここまではイマイチだった部分を紹介しましたが、もちろん良かった部分もありました。
ここからはこのマウスの良かった部分を3つご紹介します。
握り心地
エルゴノミクスマウスというだけあって、とても自然な形で握ることができます。
これを使っていると本当に手首が楽だったんですよね。
![実際に握った画像](http://www.radical-dreamer.com/wp-content/uploads/2020/06/AE06A243-712A-4470-9D99-EED8FDCB57CF-1024x768.jpeg)
今使っている『MX Master 3』と比較しても、握り心地に遜色はありません。
というより、僕個人の感想としては『Sculpt Ergonomic Mouse』の方が若干握り心地は気に入ってました。
それくらいすばらしい握り心地だったので、イマイチだった分が本当に悔やまれます。
可愛いらしいフォルム
『Sculpt Ergonomic Mouse』のフォルムはとても気に入ってました。
机の上に置いてあるとどこか可愛らしく見えて、インテリアとしても良いなと感じてました。
![可愛らしいフォルムの画像](http://www.radical-dreamer.com/wp-content/uploads/2020/06/DBE79250-DFA7-4154-933F-9ECB3FBC5429-scaled-e1591493337147-1024x597.jpeg)
落ち着いたクリック音
クリック音は決して小さいわけではありませんが、落ち着いた音がなります。
『MX Master 3』は「カチッカチッ」という音で高音域の成分が多いですが、『Sculpt Ergonomic Mouse』は「コツッコツッ」という音で高音域が少ないです。
これは好みの問題となりますが、高音域成分の多い音が鳴り響くと、ちょっと煩わしく感じる時があるので、『Sculpt Ergonomic Mouse』の音の方が気に入ってました。
まとめ
『Sculpt Ergonomic Mouse』はイマイチな部分もありましたが、良かった部分もたくさんあった製品です。そのため、致命的な問題「カーソル動作の精度の悪さ」さえなければと悔やまれます。
今後改良版や新製品が出た場合は、もう1度試してみようかなと思います。
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