Google検索の検索精度は非常に高いものですが、それでも目当ての情報が見つからない時があります。そんな時は使う側が工夫することで、検索精度をさらに高めることができます。
ここでは検索精度を高める方法を10個紹介します。これらを駆使して目当ての情報をいち早く入手して、情報社会の恩恵を最大限活用しましょう。
Google検索の精度を高める方法
Google検索の精度を高める方法は以下の通りです。
方法1:完全一致検索
Google検索では文章を入力キーワードにすると、単語毎に分割してAND検索をする傾向にあります。とくに英文の場合はその傾向が強いです。しかし、時には「この文章のままを検索したいんだよ!」と感じることがあると思います。
そんなときは下記のように検索文字列をダブルクォート(")で囲って「完全一致検索」をすると良いです。
方法2:OR検索
Google検索の基本はAND検索です。ただ、時にはOR検索をしたくなるときがあると思います。そんなときは検索キーワードの間に「OR」を入れて検索すると良いです。類似の単語を検索するときに役立ちますよ。たとえば、「ヘッドホン OR ヘッドフォン」みたいな感じで。
方法3:除外検索
「この単語を含まないサイトを検索したい!」という時に役立つ「除外検索」。たとえば、イヤホンを探しているときに「カナル型は嫌なんだよな」という時は、入力キーワードに「-カナル」といった感じで、除外したいキーワードにマイナス(-)を付けて検索します。
方法4:タイトル検索
Google検索をしていると、本文中のちょっとした情報に引っかかってしまい、意図通りの情報がなかなか得られない時があります。そんなときに役立つのがこの「タイトル検索」です。
サイトのタイトルに要求している情報のキーワードが含まれていれば、その分意図通りの情報を得られる可能性が高まるので、不要な情報が多数引っかかる場合は「タイトル検索」を活用してみると良いでしょう。
やり方は簡単で、検索したいキーワードの先頭に「allintitle:」と付けるだけで良いです。
方法5:期間指定検索
Google検索は関連性の高いページを上位に表示してきますが、場合によってはその情報が古い場合があります。とくにプログラミングなどの情報を調べるときは最新の情報が欲しかったりするので、古い情報が出てくると困るんですよね。
そんな時に役立つのが「期間指定検索」です。方法は簡単で、検索キーワードはいつも通り入力して検索を行い、その後に「ツール」 - 「期間指定なし」の部分を変えるだけです。
方法6:ソーシャルメディア検索
昨今はソーシャルメディアの方が最新情報を得やすい傾向にあります。そのため、Google検索でもソーシャルメディアに絞って検索すると、得たい情報を得る可能性が高くなります。
というわけで、そんなときに役立つのが「ソーシャルメディア検索」です。検索したいSNS名の前に@マークを付けることで、そのSNS内での検索に絞ることができます。たとえば、Twitterに対して検索を掛けたい場合は「@Twitter」といった感じです。
方法7:ハッシュタグ検索
こちらも上記で紹介した「ソーシャルメディア検索」に関連するもので、ハッシュタグを狙って検索するときに使います。ハッシュタグなので、#マークを検索したいキーワードの前に付けることで「ハッシュタグ検索」ができます。
方法8:キャッシュ検索
Google検索は各サイトのキャッシュを取っているのですが、そのキャッシュを表示させることができます。
たまに「折角それっぽい情報がヒットしたのに、いざアクセスしてみるとNot Foundだった!」ということがありますよね。そんなときに役立つのがこの「キャッシュ検索」で、Not Foundになってしまったページの情報がキャッシュに残っていて見ることができるかもしれません。
見たいページのURLの前に「cache:」と入れることで「キャッシュ検索」ができますよ。
方法9:特定のサイト内検索
特定のサイト内で情報を検索したいときに役立つのが、この「特定のサイト内検索」です。公式サイト内だけで情報を収集したいときなどに役立ちます。
検索キーワードの前に「site:ドメイン」を付けることで、指定したドメイン内での検索になります。
方法10:『Google USA』で検索
これはあまり使う人は少ないかも知れませんが、私は最近よく使っています。というのも、プログラミングに関する情報などはやはり欧米の方が情報が早く、そして情報量も多い傾向にあります。そのため、『Google USA』で検索すると、『Google Japan』では得られなかった情報を得ることが出来たりします。
やり方は簡単で『Google USA』にアクセスして、検索キーワードを英語で検索するだけです。ただし、ある程度英語の読み書きができないと、ちょっと厳しいかも知れませんが。
まとめ
ここで紹介した方法を使うことで、さらにGoogle検索は便利なものになります。上手く使いこなして、さらに精度の高い情報を得ましょう。
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