【レビュー】Lenovo IdeaPad Duet Chromebookの感想まとめ

ブログを書いていると、やはり、モバイル用途に適したノートPCが欲しくなってきます。

旅行や出張などのちょっとした空き時間に、ブログを書きたくなったりしますからね。

私もついつい欲しくなり、

ケイ

何か良いノートPCないかな~

と探してみたところ、『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』が良さそうだったので購入してみました。

この記事では『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』を実際に使ってみて感じたことをまとめたので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

Lenovo<br>相場価格:30,000円前後
目次

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の概要

まずは簡単に『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の概要を紹介します。

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』はOSに「Chrome OS」を搭載したコンパクト2 in 1タブレットです。

基本的にはタブレットですがChrome OSなので、キーボードやマウス(タッチパッド)を接続することでノートPCとしても使うことができます。

主な仕様は以下の通りです。

型番ZA6F0019JP
OSChrome OS
プロセッサーMediaTek Helio P60T プロセッサー (8コア)
メインメモリ4GB
ストレージeMMC 128GB
ディスプレイLEDバックライト付 10.1型 WUXGA IPS液晶 (1920x1200ドット、約1,677万色)
光沢あり (グレア)
マルチタッチ対応 (10点)
ワイヤレスIEEE 802.11ac/a/b/g/n
BluetoothBluetooth v4.2
スピーカーステレオスピーカー
マイクロホンデジタルアレイマイクロホン
カメラ前面:200万画素 FF
背面:800万画素 AF
重量約450グラム
キーボード/スタンドカバー装着時:約920グラム
サイズ239.8×159.8×7.35mm
キーボード/スタンドカバー装着時:244.9×169.3×18.2mm
バッテリー使⽤時間:10時間
充電時間:4時間
自動更新ポリシー2028年6月

Chromebookとしては標準的なスペックとなっており、あらゆる用途において対応できる製品となっています。

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の特長

ここからは『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の特長について紹介します。

特長1:10.1型 WUXGA IPS液晶ディスプレイ

引用元:https://www.lenovo.com/jp/ja/p/laptops/ideapad/ideapad-duet-3-series/lenovo-ct-x636/za6f0019jp

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』のディスプレイは10.1インチと小型ですが、解像度はWUXGA(1900x1200ドット)となっており、高精細なディスプレイを搭載しています。そのため、動画視聴や写真を見ても粗さが目立つことはありません。

同価格帯の同じサイズくらいの競合製品だと、解像度はWXGA(1366×768)の物が多いので、それらと比較すると優位性がある特長と言えるでしょう。

特長2:タブレットとノートPCの両用可能

引用元:https://www.lenovo.com/jp/ja/p/laptops/ideapad/ideapad-duet-3-series/lenovo-ct-x636/za6f0019jp

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』はノートパソコンとタブレット、2つのモードを切り替えて使える2in1パソコンです。

マウスとキーボードを接続するとノートパソコンとして使用でき、外すとタブレットとして使うことができます。

ブログを書いたりプログラミングで遊ぶときはノートパソコンモードで使うと便利ですが、ちょっとした調べものや動画を見たりしたいときはタブレットモードで使うと便利です。

ノートパソコンとタブレット、2つのモードの違いは?

と思う方もいるかもしれないので、簡単に説明しておきます。

ノートパソコンモードではデスクトップ画面があり、アプリをウィンドウとして開くことができます。Windowsみたいな感じですね。

一方、タブレットモードでは1つのアプリが画面を占有し、表示するアプリを切り替えながら使う感じになります。こちらはスマホみたいな感じですね。

また、各アプリのUI(ユーザインターフェース)も、それぞれにモードに適したUI表示に切り替わるようになっています。

一例として、ブラウザのGoogle Chromeを挙げてみると、ノートパソコンモードではタブが表示されますが、タブレットモードではタブが表示されず、スワイプダウンすることで開いているページの一覧が出てきます。

特長3:比較的軽量

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の重量は、本体のみだと約450g(実測と一致)、キーボードとスタンドカバーを装着した状態でも約920g(実測938g)であり1kgを切る軽さとなっています。

10.1型でこれほどまで軽いものはなかなかないので、『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』を購入する動機の1つとなる特長と言えます。

ただ、後ほどの感想でも詳細を述べますが、スタンドカバーが…重い…

Lenovo<br>相場価格:30,000円前後

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の感想

ここからは実際に使ってみて感じた感想を以下の3点でまとめてみました。

総合的な満足度

まずは総合的な満足度ですが、求めていた用途は満たされたので基本的には満足しています。

求めていた用途
  • 旅行先でサクッとブログ執筆
  • 家の中でサクッと調べもの
  • 家の中でちょこっと動画見る
  • Linux環境で遊べる(プログラミングとか)
  • Zoomで通話(主に英会話教室で)

これらは以前購入した『MacBookPro 16インチ』でもできていたことですが、やはり重量のせいで気軽にはできないんですよね。

一方、『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』はコンパクトかつ軽量なので、手軽に取り掛かることができるという点が高い満足度につながっています。

ただし、用途によっては満足できない部分(イマイチなところ)もあるので、その点は注意が必要です。

良いところ

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』を購入して良かったところは以下の通りです。

2in1が意外と便利

基本的な使い方はブログ執筆やLinuxで遊ぶことを想定していたので、ノートパソコン利用を考えていました。

そのため、タブレットモードはあまり使うことはないかなと思っていのたのですが、動画を見るときや簡単なことを調べたいときにタブレットモードが便利であることに気づきました。

調べものとかをタブレットで継続できる

元々タブレットはiPadを持っているのですが、やはりノートパソコンで作業していた続きで調べたいとか、見ていた動画をもう一度見たい、といったときに同じデバイスだと便利ですね。

画面が綺麗

解像度が高いので、小さな文字も潰れず読みやすい

特長でも触れましたが、このデバイスの液晶は解像度が高いため綺麗に見えます。また、IPS液晶なので視野角が広い点も気に入っています。

できることなら、ノングレア(非光沢)タイプの同デバイスがあると、さらに良かったなと思いましたが、それでも十分満足できる画面であることは変わりありません。

バッテリー持ちが良い

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の使用時間は仕様上10時間となっていますが、確かにそれくらいのバッテリー持ちを体感できています。

もちろん、ディスプレイ輝度を最大にしたり、バッテリー消費の激しいアプリを立ち上げていたりすると持ちが悪くなりますが、一般的な用途であれば十分にバッテリーが持ちます。

特にアイドル時/スリープ時のバッテリー消費がしっかり抑えられているため、無駄なバッテリー消費していると感じることはありません。

バッテリー持ちが良いと安心して持ち運べるので、とても満足しています。

比較的安価(特に中古が良い)

最近はWindowsのノートパソコンでも安いものがたくさんありますが、それでも比較してみると『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』は安いと思います。

似たようなスペックのWindowsノートパソコンを調べてみたところ、こちらの製品が近いスペックですが、これでも5万円強となっています。(ちなみに、このスペックだとWindowsは結構きついと思う)

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』は3万円弱なので2万円近く差があることになります。比較すると『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』のコスパの高さが際立っています。

また、中古品に目を向けると、『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』は2万円弱から安いものだと1.5万円程で購入することができます。中古品でも良いという方は中古を購入したほうが良いと思いますよ!

イマイチなところ

メモリ4GBだと少し動作が重い

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』のメモリは4GBであり、Chromebookとしては標準的なメモリ搭載量ですが、私の用途で4GBだと少し動作が重いと感じました。

私は以下の4つのアプリを立ち上げて作業することが多いですが、アプリを切り替えた直後がちょっと重く感じます。

  • Chromeブラウザ
  • Linux
  • Visual Studio Code
  • Twitterアプリ

1つのアプリを使い続けている状態であれば重さを感じることはありませんが、アプリを頻繁に切り替える時は顕著に感じます。

また、Chromeブラウザで20近くのタブを開いたときも、タブ切り替えで重く感じることがありますし、スリープ復帰時も少し重く感じます。(スリープ復帰は早いけど、使える状態になるまでの時間を考えるとそれなりに掛かる印象)

システムのパフォーマンス情報を見てみたところ、メモリ不足でメモリスワップとZRAMがたくさん働いており、それによって動作が重くなっているのだと思われます。(逆にいえば、これらのメモリ管理機構があるから、この程度で済んでいるとも言える)

おそらく今の用途であれば、8GBあるとさらに快適に作業できたかなと思います。

カバーが重い(重量)

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』にはスタンドカバーが付いているのですが、これが結構重くて少し残念に感じています。

総重量1kgを切っているので贅沢な不満なのはわかっていますが、それでももう少しカバーを軽くすることはできなかったのかなと思ってしまうのです。

もし、このスタンドカバーがもっと軽ければ、重量に関しては文句なしといって良いでしょう。

カバーだけで200g超はちょっと重いかな…

と、こんなことを言っていますが、私は付属のキーボードを使わずHHKBを持ち歩いているので、そっちの方が総重量に大きな影響を与えているのですが(汗

付属のキーボードが日本語配列オンリー

日本で販売している『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』は、付属キーボードが日本語配列(JIS配列)オンリー(国内購入)となっています。

海外版を輸入購入すると英語配列版を購入できる

私は普段から英語配列(US配列)のキーボードを使っているので、できることなら付属のキーボードも英語配列にしたかったので、少し残念だなと感じました。

基本的にはHHKBを使っているので大した不満ではないのですが、本当にすこーしだけ使いたいというときは付属のキーボードを使ったりするので、英語配列だったら更に良かったなー。

まとめ

『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』の感想をまとめましたが参考になったでしょうか。

総合的には満足しているので、おすすめのChromebookであることは間違いありません。しかし、処理性能についてはサクサクとは言えないので、その辺りをどう考えるかで、別の機種を検討した方が良い場合もあるでしょう。

Lenovo<br>相場価格:30,000円前後
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